Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2013.02.15

紅茶の国から:ロンドンブリッジ駅周辺のマーケット vol.1

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2月12日はパンケーキ・デイでした。

私も、買ってきたモノではありますが、果物やチョコクリーム、ホイップクリームを乗せて食べました。写真や食べ方から分かるように、割とクレープに近いです。あそこまで繊細な薄さではありませんが‥‥。

え~基本に戻って、何故パンケーキかというと‥‥
キリスト教の行事で、復活祭から遡って40日間は断食期間とされており、その間は簡素な食事が推奨されているそうで、その期間が始まる前日に、家にある卵、牛乳、砂糖など食するのが贅沢とされるような物を消費するために、この日にこれらを使うことが出来るパンケーキを作って食べよう!‥‥と一息に言うとそういう事らしいです。
もっとも、英国内ではこの日各地で、「パンケーキ・レース」なんてものも行われたりして(フライパンを持って、パンケーキをひっくり返しながら走る)すっかり「ただパンケーキを食べて楽しむ日」になっている感はかなりあります(笑)

さて今回は、先週ガツンとお出かけして、2つのマーケットをはしごしてきたので、それらの紹介を。

まず、最初に向かったのはBermondseyアンティークマーケット。
地下鉄ロンドンブリッジ駅から歩いて10分くらいの、ほんのちょっとしたビルの隙間に、毎週金曜日の早朝から開かれるマーケットです。

規模で言ったら、以前紹介したSunburyマーケットの10分の1にも満たないくらいのこぢんまりしたものです。でも、いつも行って思うのですが、売られているものに魅力的な物が多い!お店の方々のセンスがいいのか素敵な物が目に付きやすく、そして、ぐるっと一回り分しかない狭さが、ゆっくりじっくりお店の人のお話も楽しみながら宝物を見るのには丁度良いのです。(観光客も多いせいか、お話も分かり易くて親切v)さらにそれでいて、お値段も割と良心的な感じです。 朝早くからやっているので、一日の観光前にサクッと訪れるのにもぴったりです。

続いて、今回のお出かけのメインであるBoroughマーケットへ向かいます。実はこちらのマーケットは余り早く行くとお店が全て開いてなかったりするので、時間調整も兼ねて前出のマーケットに寄ることが多いのです。
この、カタカナ表記すると「バラ・マーケット」という名のマーケット‥‥お花の市ではありません。食べ物の、しかも美味しい物いっぱい!のフードマーケットなのですv元々は卸売市場だったため、以前は一般の買い物客が入るのには時間的制限がかなりあったようですが、最近は観光化もすすんで、木曜日から土曜日はお昼くらいから普通にお買い物ができます。

さて、そこへ行くには再びロンドンブリッジ駅方面へ10分戻るのですが、ちょっと寄り道話題で‥‥その道筋にあるのがこちら。

ロンドンの新しい名所と言われる欧州一高い高層ビル、この2月に展望施設がオーブンした「ザ・シャード(The Shard)です!
あ~~何というか、ガーキンといい市庁舎といい、どうしてこうガラス張りが好きなんでしょうかねぇ(笑)さすが地震のない国だな~とも‥‥。
因みに68~72階の展望施設への入場料は25ポンドだそうで、その金額払って一体誰がっ?!と思ってしまうのですが、この日もチケット売場には列が出来ていました。

で、前置きが長くなっちゃったので、本命マーケットは次回!

(ロンドン特派員)

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