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2016.11.15

ステンレス製ティーポットと陶器製ティーポットの使い分け【ロンドンティールーム方式】

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当店のステンレス製ティーポットをご購入いただきましたお客様から、下記のコメントを頂きました。(楽天市場のレビューより引用)

ガラスポットで淹れると渋みが強すぎて飲めなかったブレンド茶葉が、とてもおいしい紅茶になり驚きました。が、オークションでトップクラスの、香り高い素敵においしい茶葉をこのステンレス製ポットで淹れると、風味が全くなくなり残念な結果に。デザインが気に入って買い求めたのですが、繊細な高級茶葉には向かないようです。普段使いの業務用なのかなと感じました。茶葉の個性に合わせてポットも使い分けてみます。

⇒楽天でこのレビューを見る
せっかく、ご購入頂きましたのに、ご満足いただけなかったようで、当店としても残念な気持ちです。 なぜ、このような残念な結果になってしまったのか、当店なりに分析してみました。

ステンレスのティーポットは抽出力が強い

当店のステンレス製ティーポットは抽出力が強いです。 たとえば、陶器のティーポットでは紅茶を3分抽出するのに対し、ステンレスのティーポットはおよそ1分で抽出できます。 ステンレス製のティーポットは、紅茶の良さだけでなく、雑味も強く引き出される場合があります。 こちらのお客様はエステートものの紅茶をお飲みになっているそうです。しかし、ブレンドものの紅茶と違い、ステンレス製ティーポットでいつも通りエステートものの茶葉を淹れると、雑味も強く引き出されてしまいます。 そのため、当店ではティーポットを使い分けています。ダージリンティーやヌワラエリヤティーなど産地ものの紅茶は陶器のティーポットで提供し、ミルクティー向けのブレンド紅茶に限り、ステンレス向けのティーポットで提供しております。 ですので、レビューにもご記載頂いております通り、使用する茶葉によってティーポットを使い分けることをオススメ致します。 もちろん好みは人それぞれですので一概に言えるわけではありませんが、ご購入の際は十分にご注意ください。

 

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