Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2015.04.26

お菓子に良く使われるグリオットチェリー

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おやつにいただいたマネージャー手作りグリオットのチーズケーキ。
チーズケーキもチェリーも大好きなので、たまらない組み合わせです。


(ケーキの銀紙ペロンってめくればよかった・・・)

グリオットチェリーってよくタルトに入っていたり、アイスなど乗っていたりしますが(私の大好きなチョコレートショップでもよく使われている)、実際にどういう種類なのか全く知らずにいたので、この機会にちょっと調べてみました。

まずグリオット・・・・
フランス語でサクランボという意味だそうです。(てことは、グリオットチェリーはチェリーチェリーってことか?)

で、チェリーを3つにざっくり分類すると、

①フルーツとして食用にされる(もちろんジャムにしたりもします)甘くておいしいスイートチェリー(甘果桜桃)
②生だと甘みが少ないので、ジャムやシロップ漬けにしたり、お菓子や料理のソースなどに使うサワーチェリー(酸果桜桃)
③酸味が強く、中には渋みやえぐみを持つものもあり、ジビエ料理などに使われる事が多いワイルドチェリー(野生桜桃)

に分けられるそうです。
グリオットチェリーは、サワーチェリーの仲間。
ワイルドチェリーは、よく石鹸やボディーケア製品などになっているのも見かけますが、お肌にもいいんですね。

チェリーを調べていて行き着いたのですが、さくらんぼの原産地がトルコと知ってちょっと意外でした。そこからヨーロッパやアメリカに伝わり、日本には江戸時代に中国(清)から伝わったそうです。
そして生産国第1位はアメリカかと思いきや、こちらもトルコが第1位だとか・・・。日本は20位。←wiki情報。

話を戻しまして、このチーズケーキには上の写真の瓶詰めのシロップ漬けのグリオットが入っているのですが、チェリー本来の甘味と酸味がアクセントになってとってもおいしかったです。
ちなみにこの漬けているシロップというのは、キルシュヴァッサーという蒸留酒の一種で、種子ごと潰したさくらんぼ(ドイツ語: Kirsche)を醗酵させ、6週間前後寝かせた後に蒸留した無色透明のスピリッツらしいです。
さくらんぼだらけで正直わけ分からないですが、まとめると「さくらんぼに漬けたさくらんぼという意味を持つさくらんぼ」ということですね。


(↑ツイッターによく撮れてる写真発見)

おうちでチーズケーキを作られるという方、ぜひチェリーをちょっと入れていつもと違う味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ちなみにこのケーキ、マネージャーが食べたい時に作る・・・というメニューなので、お店にいつもあるとは限りません(笑)

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