Tea Story
読めばきっと好きになる紅茶のお話
アンティークのメンテナンス
ロンドンティールームで販売しているアンティークのシルバーティーセットは、仕入れたものをそのまま販売するのではなく、メンテナンスをしてから販売しています。この記事では、写真を交えながら、メンテナンス前後の写真を比較していきます。
まず、こちらが買い付けたばかりのティーセットです。
マーケットに売りに出されるまでの間、使い込まれてきたのが分かります。 この仕入れたてのティーセットを綺麗にメンテナンスします。
洗浄の様子
(ブラシを注ぎ口に入れる直前の様子 と 専用ブラシを注ぎ口の奥まで入れた様子)
ティーポットの場合、特に注ぎ口の部分は茶渋による汚れがたまりやすいので、専用のブラシで磨いて茶渋を落とします。茶渋を落としたら、ティーポットに水を入れてカップに注ぎ、水が濁らないことを確認します。
メッキの様子
洗浄後は、メッキ業者にティーセットの再メッキを依頼します。
メンテナンス後のアンティーク
それでは、再メッキが完了し、きれいに改装されたティーセットを見ていきましょう。
違いがわかりやすいように、メンテナンス前と後の写真を並べてお見せします。左がメンテナンス前、右がメンテナンス後の写真です。
Before
After
いかがでしょうか? メンテナンスをすると、ここまで見た目が違ってくるのです。 ロンドンティールームでは、ティーセットとして使えるように手入れをしたうえで、アンティークを販売しています。
次回は、Mappin & Webb についてご説明致します。