『ヴィクトリア』『レディロンドン』『クイーンマリー』。
ロンドンティールームが販売している茶葉のうち、
この3種はアッサム茶葉をベースとしてブレンドしています。
まったくの偶然なのですが、3種とも女性らしいイメージの名前が付けられており……。
スタッフの間では、『アッサム3姉妹』と(勝手に)呼んでいます。
今回は、3種類のミルクティー向き茶葉3種の特徴とおすすめの飲み方をご紹介。まずは、アッサム3姉妹の特徴を見ていきましょう。
パンチの効いた『ヴィクトリア』
インド・アッサム産のCTC茶葉中心のブレンド。茶葉が小さめなので、より濃く抽出できるのが特徴です。
ミルクを入れれば、紅茶のコクと深みを強く感じられる、濃厚なミルクティーになりまます。
ミルクティーは好きだけど、いつも薄くなってしまう……。そんなお悩みを抱えている方は、ぜひ一度ヴィクトリアティーをお試しくださいませ。
バランス型の『レディロンドン』
アッサムをはじめとする、インド産茶葉数種類をブレンドした『レディロンドン』。
紅茶のコクと風味はしっかりと持ちながら、口当たりはあっさりとしています。
インパクトのある口当たりとは裏腹に、後味はスッと抜けるような風味……。
紅茶だけで飲んでも、お菓子と合わせてもおすすめの1杯です。
優しくまろやかな『クイーンマリー』
紅茶の2大産地、アッサム産CTC茶葉・セイロン(スリランカ)産BOP茶葉をブレンドしたミルクティー向き紅茶です。
アッサム産の香りとコクを残しつつ、セイロン産茶葉をブレンドすることで、雑味を抑えられるよう仕上げました。
味わいはまろやかで優しく、華やかな香りが特徴。リラックスタイムにピッタリのミルクティーになります。
10分蒸らしにチャレンジ!
アッサム3姉妹の魅力を最高に引き出す飲み方……それが、「10分蒸らし」です。
通常、紅茶の蒸らし時間は2~3分をおすすめしています。
しかし、当店のミルクティー向きオリジナルブレンド茶葉は、雑味を抑えるようにブレンドした特別製。
長時間蒸らしてからミルクと砂糖を入れることで、よりコク深く、濃厚な味わいになります。
ミルクとお砂糖を用意して、ぜひご家庭で10分蒸らしをお試しください!
紅茶ってこんなにおいしいんだ!と衝撃を受けるかも。
こぼれ話「偶然の産物……?」
まるで狙ったように書きましたが、実のところ10分蒸らしは偶然の産物だったりします。
淹れた紅茶をうっかり放置し、後から思い出して飲んだところ、とてもおいしかったのがきっかけです。
ただ、紅茶・ほうじ茶・玉露・烏龍茶なども、すべて偶然から(だいたい失敗して)できたという説もあるくらいなので……。時には偶然の産物を試してみることも、大事なのかもしれません。
あなたの推しミルクティーは?
アッサム産茶葉をベースとしたオリジナルブレンド紅茶、『ヴィクトリア』『レディロンドン』『クイーンマリー』。
同じアッサム産茶葉を中心としたブレンドですが、味にはそれぞれの個性が強く出ています。
アッサム産茶葉がミルクティーに合うことは有名でも、茶葉のブレンドによって味が大きく変わることは、知らない方も多いのでは?
全部試して、お気に入りのミルクティーを見つけてみてください……。