Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2013.03.26

紅茶の国から:イングランド南東部でティールーム探し!(前編)

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今年の3月は、過去50年間で一番という記録的な寒さになっている英国です。もう下旬なのに今日も雪が舞っています‥‥

そんな中、先週は特派員の所に妹が遊びに来ていました。
彼女と一緒に、カンタベリーとイングランド南東部へ1泊旅行してきたので、その辺りを、各所のティールームの話題も含めて書いてみようかと思います。

ロンドンからカンタベリーまでは約2時間弱のドライブです。でも、朝ものんびり出発、さらに途中休憩も挟みつつ向かったので、到着時にはお昼を過ぎていました。
カンタベリーは1キロ四方ないくらいの、思ったよりも小さな街で、その半分くらいはまだ現存している城壁に囲まれています。
今回は、その街中にあるB&B(Bed&Breakfastの略で、宿泊に朝食が付いていて、割と部屋数の少ない小ぶりなホテル)に宿泊しました。

まずはもちろん、カンタベリー大聖堂へ。
ここは英国国教会の総本山です。

聖堂内の、天井の高さとアーチの美しさは圧巻でした!
外観の写真は青空じゃないのが残念ー。

さて、肝心の大聖堂を見終わると俄然小腹が空いてきたので、街中でティールーム探しです!
そして、今回私たちが入ったのはこちらー。

入り口にはレトロなお人形が置いてあってとても可愛いv
カフェ&ティールーム&レストラン、さらに中にバーカウンターもあったのでパブでもありそう。壁にはミュシャの絵が書いてあって、全体にアール・ヌーボーな雰囲気でした。

因みにこのお店、店員さんが皆さん、腰からの白いエプロン巻いて上半身はベスト、というギャルソン風で、しかもとてもにこやかでサービスも良い!
ただ‥‥いわゆる英国っぽさは余りなかったかな?(笑)

さて、頼んだのは「クリームティ」
クリームティというのはお茶とスコーン(クロテッドクリーム&ジャム付き)のセットの名称で、おやつな感じのティータイムには丁度良いです。
アフターヌーンティを本当に午後のこの時間に食べると、確実に夕飯が食べられなくなるので(苦笑)

こちらのスコーンは全てレーズン入り。
見た感じ通り、パンのようにふわっとしたタイプで、大きいけど軽くてペロッと食べられちゃいました。

さて、食べたからには消費もせねば、とカンタベリーの街を城壁外の遺跡も含めてグルッと一周しました。
街中は中世の雰囲気を残す可愛い建物がいっぱい。

そんな中に点在するティールームはどこもステキです!

最後のこちらのお店で晩ご飯を食べました。
建物自体が15世紀のものだそうで、川沿いに建っているのが絵になります。レストランとしてだけでなく、クリームティ等のティーメニューもあって、店内もステキだったので、機会があったら明るい時間にお茶もしてみたかったな‥‥。

旅行2日目はまた次回!

(ロンドン特派員)

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