Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2013.05.24

紅茶の国から:ちょっと神秘な南ウェールズ(前編)

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一ヶ月程前の話になりますが、ウェールズへ行ってきました。

このレッドドラゴンの国旗がかっこいいv
ウェールズはもちろん英国の一部ですが、実際に行ってみると、やはり普段「英国」と感じているイングランドとは違う国なんだと実感します。
国境を越えると、道路標識や看板などにウェールズ語が併記されるようになります。だいたい同じアルファベットを使っていますが、英語と思って読もうとしても全く想像もつかないような並びがあり、余り似ている言葉ではないようです。
英語が共通語として使われていますが、ウェールズ語も公用語とされていて、テレビやラジオではウェールズ語の番組があります。

さて、今回行ったのはウェールズの南西の辺りです。
Pembroke国立公園というのがあり、美しい海岸が点在しています。
因みに、英国の海岸は崖になっているか、砂利の様な石の海岸がほとんどです。 しかし、この辺りの海岸には砂浜の場所がたくさんあり、その中でも、私が一番行ってみたかった海岸がこちら。

Rhossiliという町の海岸で、ビックリするほどの遠浅で、引き潮の時にはとても広い砂浜が出現します。
因みに、写真の所々の黒い点は小石などではなく人です!
そして、下に降りてみるとまるで砂漠の様です。

でも、満ち潮の時には水が来ていたのが分かる波紋がとても綺麗に広がっていました。
海水浴とかできたらとても楽しそうなんですが‥‥そこまで暑い日はほとんどないんだろうなぁ(苦笑)

続いて、St.David’sにある大聖堂です。

先日のカンタベリー大聖堂と比べてもらうと、素朴な石をゴツゴツと積み上げた造りが、とてもウェールズらしく、実は私、大好きで‥‥昔、あるファンタジーを読んであこがれたケルト文化を感じます!(「クリスタル☆ドラゴン」というマンガです‥‥あの作品自体はアイルランドが舞台ですが)

中のステンドグラスや装飾もケルト風。

何だかちょっと、キリスト教というよりは、魔法使いや妖精を連想させてくれませんか?

さて、やはり1つは食べ物ネタを入れておかないと!
宿泊したB&Bでの朝ご飯。

こちらはしっかりイングリッシュブレックファーストw

実は、宿に着いてチェックインしようとしたら、いきなりオーナーに日本語で話しかけられてビックリしました。全く知らずに予約したのですが、オーナーは日本に10年以上住んだことがあるんだそうで、さすがにこの辺りではほとんど日本人には会わないので、久しぶりに日本語を話せた、と流暢にお話ししてくれました。

後半ではもう一カ所、とても素敵だった南ウェールズのお城を紹介します。

(ロンドン特派員)

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