Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2013.01.11

紅茶の国から:年も明けましたが… 英国のクリスマスの事

twitter

あけましておめでとうございます。
12月初旬に極寒の日々が一時期あったロンドンですが、年末年始はとても暖かい毎日です。‥‥ただ、代償として雨ばかりで、一部地域では水害も酷いです。

さて、去年の話になってしまいますが、まずはクリスマスの事などを。

日本で「クリスマス」というと、前夜であるクリスマスイブが一番盛り上がるようになって久しい様に思いますが、英国でクリスマスと言えば、25日当日です。日本と違い、25日と翌日26日(ボクシングデイ)がお休みだというのもあると思います。
25日に至っては、何もかもが全く潔くお休みです!もちろんスーパーなどのお店、それ関連のコンビニに近いような小店舗も全てお休み!
そして、さらに驚くことに公共交通機関も全てストップです。地下鉄もバスも全く動きません!日本人からするとちょっと想像がつかず、そうは言いつつも間引きで動いているんだろうとか、空港へ行く線くらいはさすがに大丈夫だろう‥‥とか甘いことを考えてはいけないのです!
この時期に旅行される方は気をつけて下さい~。

さて、そんな風に全てがお休みになる25日のクリスマス。各家庭でクリスマスパーティーをして過ごす方が多いです。(一部は海外へ旅行とか!)
かく言う私も、今年は自宅で友人とパーティーをしました。(去年、一昨年とはお呼ばれの方だったから‥‥今年はウチ)

ディナーのメインディッシュは、友人の1人がまだ食べたことがないというのでターキーに決定!でも、実は美味しいかと言われると、私は普通のチキンの方が‥‥‥‥いやいや。
で、偉そうなこと言ってますが、オーブンに突っ込むだけのものを買ってきました。

これは「クラウン」と言われるもので、足や手羽部分が取り去られ胸肉だけになっています。チキンだと足が美味しいのに、と思いますが、ターキーの足部分は小さいのと、やはりメインは胸肉を薄切りして食べる事なので、焼きやすいこれを選択。上部には油分の補充でベーコンとバターがのっています。

それから、クリスマスディナーにお決まりの食べ物というと、スプラウト(芽キャベツ)、赤キャベツ、パースニップ等があります。それらも(美味しいかどうかはともかく)一応用意!

ディナーはお昼に開始でそのまま夜まで、ダラダラと食べて飲んでと一日過ごしました。そして今年も、3時からの女王のスピーチをまんまと忘れて聞き逃してしまいました(涙)

ついでに、英国のクリスマスケーキと言えば~~

クリスマスプティングです‥‥。
って、明らかにちょっとテンション落ち気味に書いてしまいましたが‥‥実はこの写真、英国に来た1年目に撮ったもので、それ以降、食べた事がありません。三口が限界だった思い出が~。
決して、不味いというのではないんです!表現が難しいのですが、とにかく「濃い」又は「重い」というのが一番近いかと。因みに、スパイスやラム酒でじっくり味を付けられたドライフルーツとナッツで作られています。

ああ~でも、もしかしたら、かなり英国の舌になった今なら美味しく食べられちゃうかもしれない‥‥当時は知らなかった、ブランデークリームやカスタードクリームをかけたら結構いけちゃったり?‥‥とは思いつつ、パーティーには自分で日本式イチゴショートケーキを作りました。
因みに、こちらのお店でそういったケーキは全く売っていません。この国に来るまで、私はケーキなんて焼いたことなかったですけど、余りに食べたくて自分で作るようになる日本人の方は多いです。(ケーキだけの話じゃないですが)

長くなったのでボクシングデイと新年の事は次回に!

(ロンドン特派員)

Blog Category

ブログカテゴリ一覧

Page TOP