ダメ出し覚悟で旅話vol.1をあげたのですが、意外にもマスターが食いついてくれたので、誰かに止められるまで続けさせていただきます。
先にお伝えしておきますが、今回も紅茶の話ゼロです。
(しかもロンドン旅話のくせに、ロンドンすら出てこない・・・)
笑顔の列車に乗って。
さて、5月の旅でどうでもマンチェスターへ行かなければいけなくて、初めてイギリスの鉄道を利用しました。
マンチェスターと言えばサッカー!!ですが、目的はロンドンとは別の怪人に会いに行くため。(←またかっ)
事前にネットで調べると、どうやらイギリスの鉄道はチケットを早く買えば買うほど安いらしい。
ということで、行きの分だけ2等の安い席を日本で手配して行きました。
ホームで迎えてくれたのは笑顔の車両。この子達、超かわいくないですか?
2時間程度の旅なので2等席で十分満足。
最初は大喜びで窓に張り付いて景色を眺めていたのですが、途中から牛と羊しか見えなくなったのでうとうと・・・。
目覚めたら着いていました。
名作ドラマのロケ地へ。
マンチェスターでは怪人以外に目的はなかったので、次の日は死ぬ前に一度は訪れたかった場所、 イギリス人なら誰もが知っているジェイン・オースティンの小説『高慢と偏見』(Pride and Prejudice)のドラマのロケで使われた主人公のお屋敷に行くことに・・・。
日本でも人気なのでご存知の方も多いかと思いますが、高慢と偏見には映画版とドラマ版があって、私が特に好きなのは95年のBBCのドラマ版。
コリン・ファース(『英国王のスピーチ』の国王役の俳優さん)がもみ上げたっぷりつけて、素敵すぎる主役のMr.ダーシー様を演じています。
もうね~、昔からツンデレ男に弱いんです。ロングコートやスーツ姿のイケメン紳士にツンツンされたらすぐやられます。
行き方を調べると、超ローカルな駅からダーシー家(ロケ地)までは交通手段がなく、徒歩で1時間かかるとか。
そもそも電車で行くような場所ではない様で・・・。 まぁ、その辺は「なんとかなるさっ」な適当な性格なので、とりあえず最寄り駅まで向かう事にしました。
案の定、到着したら駅前には何もないし誰もいない。
かろうじて駅員みたいな人?を発見したのでタクシーを呼んでもらったのですが、こんな道を1人で1時間も歩いたら、途中孤独で狂っているところでした。
そんなこんなで、憧れのダーシー様のお家の前に無事到着。
屋敷が開くまで1時間あったので近くの丘を散歩していたら、何かのフンを踏みました(涙)多分草食動物系。
・・・と、運が付いたところで続きは次回。(ぼちぼち旅話やめろと言われそうでドキドキ・・・)
↓ちなみにこちらが運のついた丘からの眺め。 おそらく左奥がマンチェスターの辺りだと思います。(方向音痴なので断言できませんが)
イギリスのきれいな田舎風景をご覧いただいたところで、プチイギリス気分を味わいながらロンドンティールームの紅茶なんかいかがでしょうか?
(ものすごい無理やり感・・・)