貴重なシルバーウェアを収集できたのか?
ロンドンティールームマスターのアンティークコレクションには、本当に珍しいシルバーウェアがたくさん。
なぜ、貴重なシルバーウェアをこんなにコレクション出来ているのか…?
そこには、マスターの並々ならぬシルバーウェアへの想いと確実に手に入れるための努力がありました。
▲壁面収納にずらりと並ぶマスターのシルバーウェアコレクション。壮観。
珍しいアンティークをゲットするための一番の近道は蚤の市へ赴くこと。
今回は蚤の市でより良い商品と巡り会うための、マスターが当時行っていたコツのお話です。
ロンドン最大級の蚤の市!「ポートベロー・マーケット」
イギリス・ロンドンの高級住宅街「ノッティング・ヒル」
その中にある「ポートベロー・ロード」で毎週土曜日に開かれるアンティーク・マーケットは、1990年代当時、掘り出し物も多く見つかるまさに宝の山!
博物館に入るような商品を蚤の市で見つけた、なんて話もあります。
良い商品と巡り会うために、多くの人が訪れるロンドン最大級の蚤の市です。
▲ポートベロー・マーケット入り口にある、骨董品店の前で。
ロンドンティールームではMappin&Webb社と大きな取引をしており、1990年代ごろは毎年イギリスへ渡航していました。
元々アンティークシルバーウェアが好きだったため、ポートベロー・マーケットへ行くことも毎年の楽しみにしていました。
▲イギリス渡航中のマスター。
単純だけれど、珍しいものをゲットするコツは一つしかない。
ロンドンの蚤の市の中でも一際ボリュームが大きく店の数も多かったポートベロー・マーケット。
アンティークのシルバーウェアも数多く売られていますが、やはり珍しいもの・貴重なものとなると、その中でもほんの一握りとなります。
週に一度しか開かれない蚤の市。
最大級のマーケットということもあり、朝8時にもなるとポートベロー・ロードは多くの人でごった返します。
年に一度の渡航なので、より良い商品と巡り会うためには本気を出さなければなりません。
となると、どうするか?結論は一つ。
「早朝から行く」
単純ですがこれしか方法はありません。
貴重なアンティークを手にするためには誰よりも先に見つける。そのためには誰よりも先に辿りつく必要があるのです。
▲まだ誰もいないポートベロー・マーケットに一番乗りで到着!
戦いは早朝から!人が少ないうちがチャンス。
貴重なシルバーウェアを購入するための争奪戦は早朝から始まります。
ホテルを出て、朝4時半~5時にポートベローに到着。
それくらいの時間になると、屋台の人たちも出店準備で商品を陳列していっている状態です。
早速、良いものがないか見回ります。
商品を探している人はみんな真剣なので、ひとつひとつのお店の滞在時間も長くなります。
人が多いとなかなかそれをかき分けて見るわけにもいかないので、待たなければいけないのがネック。
その点、この時間だとまだ人もまばら。思わぬ掘り出しものと巡り会えることも!
▲吟味中!真剣な表情で商品を見定めています。
1990年代当時、時代の流れから多くの高級ホテルがシルバーウェアを手放していった背景があります。
中には五つ星ホテルなどのティールームで使用されていたシルバーウェアも市場に流れましたが、数が少なくお目にかかる機会もなかなかありません。
だからこそ、出会えた時は本当に飛び上がるくらい嬉しいのです。
▲当時はスタッフ数名を連れて、蚤の市を巡っていました。
今ではなかなかお目にかかれない、貴重なシルバーウェア
2000年代に入るともう出尽くしてしまったのか、早朝に行っても掘り出し物と巡り会える機会もぐんと減りました。
アンティーク好きの方々それぞれの手に行き渡ったのでしょう。
ロンドンティールームでは今後、1990年代当時に買い付けた商品を少しずつアップしていく予定です。
珍しいアンティークシルバーウェアが欲しいという方は是非お見逃しのないよう、トップページの新着情報を随時ご確認くださいね♪
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