これから、「紅茶教室講師奮闘記」と題して、スタッフ2名が紅茶教室講師になるまでの道のりを綴っていきたいと思います!
講師を目指す
「紅茶教室の講師をやってみないか」
マスターのその一言をきっかけに、紅茶教室の講師を目指すことになりました。
教室開始までの準備期間はおよそ3ヶ月。
興味があって引き受けたものの、右も左も分からない状態で、正直不安でした。
そんな不安の中、マスターに初めに指示されたのが以下の2つです。
・百貨店等に出店している紅茶メーカーの冊子を集めること
・情報を暗記するのではなく、とにかく書くこと
紅茶メーカーの冊子を集める
紅茶の知識も十分になかったので、詳細に書かれた専門書が必要だと覚悟していました。しかし、マスターから言われたのは、「紅茶メーカーの冊子を集めろ」。わけもわからないまま、とりあえずは百貨店などでそうした冊子を集めました。
集めた冊子に目を通して、気づきました。こうした冊子は誰にでも分かる簡単な文章で、重要なポイントが簡潔にまとめられているので、読みやすいし分かりやすいのです。知識がないなかで、紅茶を学ぶための「とっかかり」としては最適なものでした。
大学ノートにまとめる
そして、マスターに言われたのが、とにかく書くことです。
紅茶について学んだことや、調べたことを、頭に叩き込むのではなく、後から見返せるように大学ノートに書き溜めておくよう指示がありました。紅茶教室は大学の授業ではないのだから、簡単で正しい知識を伝えることが大事だと言われました。受講者の方に質問されたときに、曖昧な記憶で答えるのではなく、ノートを見てでも正確に答えること。それが重要なんですね。
大事なのは無理をしないこと
この2つの指示に共通することは、「無理をするな」ということです。
知識の少ない人間が最初から分厚い専門書で学ぶことも、学んだこと全てを記憶してことも、現実的ではなく無理のあることです。1人ではなく2人で講師をするのも同じことです。経験のない人間がいきなり、1人で教室をするのはどうしても無理があります。
初めは言われるがまま、マスターの指示に従っていました。
しかし、無理なく毎日勉強が続けられるので、気づけば大学ノートの情報も充実し、自信につながってきました。知識がないところからスタートした自分たちだからこそ、初心者の方と同じ目線に立って教えることが出来ると思います。
「紅茶教室講師奮闘記」第一弾はここまでとなります。引き続き更新していきますので、第二弾をお楽しみに!