完全に自画自賛ですが、スコーンおいしいです。担当の私、実はまだお店のスコーン食べたことなかったのです。
まず、まだスコーンを召し上がったことのない方へ・・・Wikipediaから引用です。
スコーン(英: scone)は、スコットランド料理のバノックより重いパン。 小麦粉、大麦粉、あるいはオートミールにベーキングパウダーを加え、牛乳でまとめてから軽く捏ね、成形して焼き上げる。粉にバターを切り込んだり、レーズンやデーツなどのドライフルーツを混ぜて焼き上げられることも多い。現在では発祥地のスコットランドのみならずイギリス全土で食べられており、また大西洋を渡ってアングロアメリカでもよく食べられている。
イギリスでは紅茶のお供にスコーンはかかせません。
アフタヌーンティーの時でもメインのケーキやパイの横には必ずスコーンが添えられています。 そこで今回は今聞いたばかりの当店のスコーンについて書いてみようと思います。
ロンドンティールームのスコーンはおいしく作っていない
もちろんまずくなるように作っていたりするわけではありません。スコーンはあくまでも紅茶のお供で、メインのお菓子ではありません。メインのお菓子は日替わりでいろいろなものになりますがスコーンはいつも添えてあります。
たとえばメインのお菓子の定番アップルパイ。確かにおいしいですが、1週間毎日食べると飽きると思いませんか?でもスコーンは毎日登場します。あえて平凡に、シンプルな味にすることで毎日でも飽きずに楽しむことができるのです。
メインのケーキを楽しんだ後、ちょっとずつスコーンを口に含みながらミルクティーで流し込んでお喋りを続ける。これが英国式の楽しみ方です。
田舎風スコーンと都会のスコーン
ロンドンティールームのスコーンは田舎風スコーン。これはマスターが英国のコッツウォルズに訪れた際に食べたスコーンを再現したものです。このようなスコーンは現地のCream Tea(クリームティーといって、イギリスの美味しい紅茶とお菓子やスコーンを食べさせてくれる店のことです。)で食べることができます。
田舎風スコーンはシンプルな味付け(ほとんど味はしないのですが)に、ホイップクリームとジャムをたっぷりつけて食べるスタイル。もちろんミルクティーで流し込みます。シンプルで素朴な味が紅茶の風味を邪魔せず、また特別感動するような味ではないのに、期間をあけるとふと食べたくなるような味です。
都会風スコーンは大きな街の喫茶店やホテルなどで出されるスコーンのスタイルです。クロテッドクリームが添えられていたり、スコーンの中にレーズンが入っていたりとスコーン単体がお菓子のようにして出されます。このスタイルだと確かにおいしいのですが、同じお店のものは飽きるのも早いです。
ブルーベリージャムとホイップクリームをたっぷりと
ロンドンティールームのスコーンは田舎風の素朴なスコーンを再現しているため、クロテッドクリームは添えていません。だけど紅茶の邪魔をしないベストパートナーです。ンマイ!
追記:実はYouTubeに当店のスコーンのレシピ動画が公開されております。ご家庭で是非お試しください!
(ロンドンティールーム オンラインマガジン編集部)