Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2017.02.11

【裏ワザ】イギリスで買ってきた紅茶、日本で飲むとおいしくない!その対処法は?

twitter

イギリスの紅茶を淹れるときの裏ワザ

イギリス旅行でおいしい紅茶を飲んで、お土産に紅茶を買って帰国。
お土産の紅茶を飲んでみると、「あれ? イギリスで飲んだ味と違う?」なんて、経験ありませんか?

マスターによると、イギリスの紅茶を日本で淹れるときは、ちょっとした裏ワザがあるそうです。

まずは、いつもと同じように紅茶を淹れてみます。


今回はコチラの「PG Tips」を使います。おもったより、乱雑に入っているんですね・・・。


2人分(カップ4杯分)のティーポット1つにつき、ティーバッグ4個使います。


湯煎したティーポットに、ティーバッグを投入します。


沸騰直後のお湯を注ぎます。


あとは蓋をして蒸らします。

出来上がった紅茶にミルクを加えると、こんな感じ。

色が薄め。一口飲んでみると、何か物足りない。

そこで、今度は裏ワザを使って同じ紅茶を淹れます。
マスターの指示で沸騰直後のお湯ではなく、沸騰させながら3分経ったお湯(酸欠状態のお湯)を注ぎます。

同じようにお湯を注いで、蓋をして蒸らします。

紅茶を注いでみると、先程よりもかなり濃いめ。

同じ量のミルクを加えても、やはり濃い。

先ほどの沸騰直後のものと比べてみると、その差は歴然。

一口飲んでみると、ミルクにも負けず、紅茶の風味がしっかりと感じられました。同じ紅茶なのに、ここまで差が出ることに衝撃。

マスターによると、イギリスの紅茶は、イギリスの水(硬水)に合わせてブレンドしているので、日本の水(軟水)で普通に淹れても美味しくならないそうです。確かな根拠はないのですが、酸欠状態のお湯を使うことで、イギリスで飲んだ紅茶に近い紅茶が淹れられます。とはいえ、全く同じ味にはなりません。

また、陶器のティーポットを使用するよりも、抽出力の高いステンレス製のティーポットを使用する方が、よりイギリスの紅茶に近づきます。

ただし、紅茶の淹れ方や、使用する茶器によっても結果が変わってくるので、あくまで参考程度にお考え下さい。

Blog Category

ブログカテゴリ一覧

Page TOP