最近ただのお茶会になりつつある、紅茶の勉強会。
先日はメモを用意して構えていたら、マスターが若かった頃、石原裕次郎がいかにかっこよかったかという話が始まって延々聞いておりました。
いや、若造の私にとっては、とても勉強になるお話でしたけど(笑)
本日の紅茶は?
本日の紅茶は、あのうわさの「ラプサン」。
部屋に運ばれてきて蓋を開けた瞬間、正露丸のにおいが充満しました。
横にいるスタッフたちは以前飲んだとかで、おいしいおいしいイングリッシュブレンドをマスターに入れてもらって嬉しそうなのを横目に、勇気を出していただきました。
高級だけど、香りは独特…。
まず1口目はストレート。うーん、正露丸。
その後、レモンを絞ってお砂糖をたっぷり入れていただいたのですが、これはまぁ飲めるお味。
でもティーマグ半分飲み終わった辺りから、かなりスローペースに・・・。
そして、冷めた頃にはちょっと苦痛になってきました。
見かねたマネージャーが、「こっちの方が私はおすすめ・・・」と言って笑顔で別の紅茶を持ってきてくれたのですが、それがラプサンのミルクティー。
(てっきりお口直しのおいしい紅茶かと思って期待しちゃいましたよ。)
確かにミルクを入れた方が、ちょっとやわらかくなって飲みやすかったです。でも、やっぱり正露丸 with ミルクといった感じ?
たっぷり2杯はちょっときつい。そんなラプサン拷問会も無事終了。
ラプサンについて。
ラプサンは、イギリスの一流ホテルなどには必ずメニューにある高級な紅茶だそうです。
好んで飲むと言うよりは、ステータスなんでしょうね。
日本人にはちょっと受け入れにくい味かもしれませんが、ぜひ機会があればチャレンジしてみてください。
(私はですよ、私はお金を払ってまでは絶対に飲みませんけどね・・・。)
安心する味、イングリッシュブレンド。
そしてマスターは、「やっぱりイングリッシュブレンドは誰が飲んでもおいしいし、飽きない味やね・・・」と誇らしげに一言ぼそっとつぶやいて去っていきました。
恐るべき、イングリッシュブレンドへの愛。
でも、本当にイングリッシュブレンドはうまいっ!!(お口直しに待っていたのですが、来なかった)
よろしければ、マスターの愛する当店の紅茶をぜひ一度お試し下さい。