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紅茶の旅

さて、船出したところからでっす!

そして、やってきた最初のロック。
日本語で閘門と呼ばれるこの装置、水位を変えて移動することで高低差のある土地を進む為に設置されています。

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これは、写真の奥から進んできて、奥の門からこのロック内に入った状態です。もちろん、ロック内に入った時は、門の向こう側の水位とロック内の水位は同じ状態でした。そして、奥の門をしっかり閉めた後、手前の門についている水を排水させるバルブを回します。

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すると、水がどんどん水位の低い方へ排出され、ロック内の水位が低い方と同じになるまで下がっていきます。このバルブを回すための把手は取り外し式になっていて、ボートに乗っている人だけが持っていて操作できます。だから、この把手(丈夫な金属製でかなり重い)をぶら下げて運河脇の遊歩道を歩いている人が居ると、ああ、ボートに乗ってるんだなって分かります!

因みに、ロックの壁面に見える数字、「1879」というのはこのロックが作られた年数です。歴史を感じる…。

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さて、そうして水位が下がりきったら下流の門を、太い木のアームを押して開け、先へ進む事ができます!(1枚目の写真に比べて、ロック内の水位が下がっているのが分かるでしょうか?)

何やら、単純な様な、面倒な様な装置なのですが、これが実際にやってみるとなかなか楽しかったりするんですよー!

このロック、1時間以上進んでもない時もあれば、門を操作する役目の人が船に戻る間もなく、立て続けにある場所もあります。(操作する人は歩いて次の門まで進む方が早い(笑))

例えば、目の前に現れたこちらのロックは3連続ロックです!

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閉まった門の上から水が溢れてきていますが、近づいて上を覗いてみると…

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丁度、上流から1隻のボートがロック内に入ってきています。そしてその向こうに、さらに開いた状態のロックがあります。

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上流から見ると、いくつも門が続いているのが分かります。
こういうロックは、やはり一度に何隻もの船が通ることになり、通る順番や門の開け閉めなど複雑なのですが、大抵ベテランの船の方が指示してくれます。

そんなふうにロックを越えながら、旅程はただただ、運河を往くのみ(笑)
特に、3泊4日程度だと周遊コースは難しいので、日程内に戻れそうなある程度の場所まで進んで、また同じコースを戻ることになります。
今回は、出発地点から1日半ほどで行けそうな水道橋(ナローボートのための橋)を目指すことにして進みました。

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時には、白鳥が何かエサでもまいていけ~とでも言うように、併走してくれる事もあります(笑)
他にもカモの親子連れやアオサギなどの鳥がたくさんいました。

運河沿いで釣りをしている方もたくさんいるので魚もいるようですが、なにしろ水は余り綺麗ではないので…水中は全く見えません~。

因みに、深さはそれほどありません。大人の腰から胸ぐらいしかないそうで、実際に今回は2度、座礁しました~。(一度は棒で押して自力で脱出できたけど、一度は通りがかった船にロープで引っ張ってもらった…)

そんなトラブルもありつつ、旅はさらに続きます!

(ロンドン特派員)

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