Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2014.06.27

紅茶の国から:ナローボート 3泊4日の旅 <後編>

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ボートの旅は進み、途中1泊をはさんで、目的の水道橋(Aqueduct)に着きました。

前方の少し細くなっている部分がそうです。
残念ながらそれ程長い橋ではないですが、橋の上からはこの景色でした!

片側は水面から20センチほどしか高さがなく、運河自体も狭くてギリギリを通るので、少し落ちそうなスリルも!

因みに、ウェールズとイングランドの境目にはポントカサステ水路橋という、世界遺産にも登録されているイギリスで最も長く最も高い水道橋があります。
一度ボートで通ってみたいなぁ。

水道橋を越えてからは、少し先へ進んでUターン。
もちろん、この長い船をターンさせる場所は特別に広い場所でなくては出来ないので、運河が枝分かれするようなジャンクションやマリーナの出入り口、またはターン用の場所が運河の所々に作ってあり、それらの決まった場所でしか行ってはいけないことになっています。

さて、航行中の食事は、もちろん完璧なキッチンがついているので料理も出来るのですが、やはり毎回は大変…ということで、1日1回くらいは運河沿いにあるパブで食事がてら休憩です。

これらのパブの前にはナローボートを停めておける設備がついており(上の写真だと岸にずっと張り付いている黒い鉄板のようなもの。そこにボートに備え付けられているS字の様なものを引っかけてロープで停める事が出来る)時間によっては駐車場に車が並ぶように、ずらっとボートが並びます。

また、丁度ロックの場所にある様なパブだと、何隻ものボートが行き交うのが見られるので、普通に車で食事に来ている人もたくさんいます。

たまには食べ物の写真も載せなくては(笑)

二日目の晩ご飯!

典型的なパブ料理、ローストビーフのひと皿。
たっぷりかかったグレイビーがとても美味しかったです!

最終日の朝は、起きてみたら外は深い霧でした。

しかも、朝ご飯を終えてもまだ晴れず、さすがに見通しが悪い状態でボートを動かすわけにいかないので、最終日なのに出発が遅くなってしまいました。

けれど、大抵、霧の朝の後は晴れるのが定石!
美しい運河沿いの景色を堪能しながら、夕方までボートを楽しむことが出来ました。

英国にも、郊外にはかやぶき屋根の家がまだあります。

点々としているのは羊さん!

こうして、ナローボートの旅、3泊4日は終了しました。
歩く速度でゆっくり進むボートの旅は、英国の穏やかで広々した郊外をゆったり楽しませてくれました。
ロンドン近郊でもボートを借りる事が可能なので、英国旅行上級者さんには是非オススメのアクティビティです!

(ロンドン特派員)

 

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