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お知らせ
マスターからアンティークポットをレストアする前の
「清掃方法」を教えてもらいました。
使用する道具はコチラ
まずはポットの中に重曹をいれ
熱々のお湯を注ぎます。
この状態で一晩置き、ポットの内部の茶渋や汚れを浮かせてとります。
次に、ポットの注ぎ口の掃除です。
この注ぎ口の掃除が一番大事な部分です。
紅茶の液体内の結晶が注ぎ口の内部に残っていると
ひび割れし、液漏れなどの要因になってしまいます。
注ぎ口はとても細くて手では洗えないので
インパクトドライバーの先端に
柔らかめのブラシを取り付け・・・
ブラシを回転させて、奥まで綺麗に掃除します。
最後は、手でゴシゴシと中を磨きます。
これでレストア前の清掃は完了です!
清掃後は、専門の業者に
このポットのヘコんだ部分(赤い丸の中)を、
このように、ハンマーで叩いて形をきれいに整えていきます。
(ハンドハンマリングというそうです)
仕上げに、このような内面や外面に再メッキを施します。
銀タンクにポットを沈めて、メッキ加工を施すんですね。勉強になります。
今回は、ポットの紹介ではなく、ロンドンティールームで行っている
アンティーク商品のレストア方法をご紹介しました。
こちらのページの商品達も 同じように再加工されて、
綺麗に修繕された商品だったんですね。
購入の際にはきれいな状態に仕上がっているので、
安心してアンティーク商品をお楽しみください。