Tea Story
読めばきっと好きになる紅茶のお話
ロンドンティールームマスターの私物コレクションをチラ見せ。
こちら、ロンドンを代表する高級老舗ホテル『リッツ・ロンドン』が1906年5月24日にオープンした際、記念に配られたシルバーポットだそうです。なかなか手に入らない貴重なものらしいで、小さくて見にくいですが真ん中にロゴも入っています。
『リッツ・ロンドン』は有名なスイスのホテル経営者、セザール・リッツによってロンドン市内中心部のピカデリー通り沿いに建てられたホテル。内外装はルイ16世調で金箔などもあしらわれ、客室に電話が装備されたりエレベーターや冷暖房が完備されたり、当時としてはすごい設備のホテルだったそうです。
上の写真に写っているイラストは、20年前に実際にホテルで使われていたメニューカード。オープン当時の華やかなホテル内の様子が描かれています。
そして老舗高級ホテルだけあって過去のゲストも素晴らしい!!
エドワード7世やエリザベス2世女王などの王室関係(もちろん現在の王室の方々も利用されています)、ウィンストン・チャーチルやシャルル・ド・ゴールなどの政府の偉い方々、チャーリー・チャップリンやソフィア・ローレンなどの著名人などが頻繁に利用していました。
お店の昔の研修旅行の写真を整理していたら、リッツの正面で撮った写真を発見。これも20年前。
ちなみに、リッツ・ロンドンの『パームコート』のアフタヌーンティーは有名ですが、事前の予約がないと入れてもらえないそうですので、行ってみたい方はぜひ日本から予約をして行って下さいね。週末は人気で、3ヶ月待ちってこともあるそうです。そして、ドレスコードもとっても厳しいのでビシっと決めてお出かけ下さい!