2ヶ月弱も更新していない間にすっかり季節も変わってしまいました。そろそろアイスティーが恋しい季節に突入ですね。
本日は英国のホテルのアンティークポットのお話です。ネタが次々と出てきてシリーズ化しそうなので、タイトルに番号を入れてみました。
さてさて、堂島本店のお店の裏には沢山のアンティークシルバーのティーセットが並べられているのですが、これらはコレクターのマスターが現地の蚤の市で見つけたり、オークションサイトで見つけたり購入方法は様々。
こちらのロンドンのリッツホテルのティーセットは1990年頃にマスターがイギリスに行った際に蚤の市で見つけたもの。
そして下のセットも同じリッツホテルのものですが、ご存知オークションサイトのeBayで購入したもの。よく似ていますがこちらの方がひと回り小さいサイズ。このようにティーポット、シュガーポット、ミルクポット3点揃うのはめずらしいそうです。
このティーセットの出品者はアメリカ人。出品情報ではマスターが購入したのと同じく1990年頃にロンドンのポートベローの蚤の市で購入したものだそうです。
以前も書きましたが、英国のホテルでは銀器全盛期の1940年頃からシルバーポットが当たり前のように使われていたのですが、お手入れも大変なために段々と使われなくなり陶器などに変わっていきました。そして使われなくなったシルバーのティーセットは蚤の市などにも沢山出回っていたのですが、現在ではなかなか手に入らないそうです。
蚤の市に出回っていた頃は現地の英国人よりもアメリカ人がこれらを購入していたようで、現在オークションで出回っているシルバーセットの多くはアメリカ人が所有しているものだそうです。
ちなみにこの写真は蚤の市で有名なポートベローの写真。日付の表記が謎ですが1991年に当店の社員研修で撮影したものです。赤いティーポットの看板はこの街に訪れたらまず目にするシンボル的なお店だそうです。
そして下の写真左は研修旅行の時にリッツでアフタヌーンティーをした際の予約確認書。8名で予約して当時は1人5000円くらいだったそうです。
右はアフタヌーンティーのメニューです。デザインが美しいですよね~。
最後にこちらはティールームの写真です。黒服の男性は当時大変人気のあったホテルの名物マネージャーさん。雰囲気ありますね。
話が少しそれましたがロンドンのリッツホテルに思い出がある方やアンティークのティーポットにご興味がある方、上でご紹介した貴重な2つのティーセットは当店の楽天ショップでもご購入いただけますのでぜひサイトものぞきに来て下さいね。
リッツホテルロンドンで使われていた二人用ティーセット
http://item.rakuten.co.jp/londontearoom/ltr-ritz-401/
リッツホテルロンドンで使われていた3人用ティーポット
http://item.rakuten.co.jp/londontearoom/ltr-ritz-402/
もちろんお店の方でも見ていただく事も可能ですので、ご希望の方はスタッフにお声をかけて下さい。