Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2013.06.17

紅茶の国から:英国庭園とその中のカフェ&ティールーム [その2]

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さて、前回1カ所だけの紹介で終わってしまったので、続けて次いきたいと思います!

まず一つ目、ここはガーデンではなくガーデンセンターなのですが、英国のガーデンセンターはオシャレなお店やカフェの穴場の一つなのです。

「ピーターシャム・ナーサリーズ(Petersham Nurseries)」

ナーサリーという言葉は、子供の幼稚園という意味で耳にすることが多いのですが、この場合は植物の苗や種を売っているお店の事です。同じ言葉を使うという所が、本当に植物が愛されてる感じがして好きです。
何度も書いていることで恐縮ながら、今年は寒いせいでまだお花が余り咲いていないのが残念!もちろん、お店なのでこれらの植物は全て売り物なのですが、それでも咲いている時期はもっと華やかなんです!

ここにはきちんとした素敵なレストランもあるのですが、そちらは予約も必要でお値段もなかなか‥‥なので、私たちは併設されているティールームへ。お食事も出来ます。

入ってまず、ケーキ類が並んでいて思いっきり誘惑されます。その向こうにサラダやホットミールがあります。 そして、食べる場所はグラスハウス(温室)の中ですv
まさに植物と一体で食事!

今回、奥がウサギ肉のシチュー、手前が‥‥モッツァレラチーズと何か(忘れました、汗)のラザニアです。ウサギ肉は、鶏肉のように淡泊で柔らかくて美味しいのですが、細かい骨が多いのがちょっと食べにくいです。 そして、中央にあるのがホームメイドのレモネード。これ、めちゃくちゃ美味しかったです!そして誘惑に負けてデザートに頼んだケーキはアップル&ナッツです。

さて、ここにはセレクトショップもあって、ガーデン用品だけでなく食器や雑貨が売られています。これがまた‥‥オシャレなんですよ~。

しばしば有名人も訪れる、という話を聞いたりもします‥‥。

続いて、英国庭園好き憧れのガーデンの一つ、「チェニーズ・マナー・ハウス(Chenies Manor House)」です。
実はここ、かなり開園時間が限定されていまして、シーズン中(基本4月~10月)水木曜日の2~5時と祝日のみ!
有名(勿論、英国内でも)にもかかわらず、この開園時間の為、この国では珍しく、結構人がたくさんで混んでいました‥‥お年寄りの方がほとんどでしたが(笑)

といいつつ、開園と同時にすぐ入って撮ったこの写真には人いませんね! とにかく天気も良い日だったので、茶色の建物とグリーン、そして色とりどりのチューリップがとても綺麗でした。

広いグリーンの中央にぽつんとおかれている額縁。
やはり自分が中に入って写真を撮るべきなのか‥‥?

真っ赤な花が房咲きになっていて、葉には斑が入っているチューリップ。お見事!

ここでは時間がなくてお茶することが出来なかったのですが、ティールームはもちろんあって、お庭にも席が出来ていてうっとりするようなロケーションでした。

なかなか、外の席にテーブルクロスを掛けている事ってないんですよね~。
まるで、アリスのお茶会の雰囲気ですv

と、今回も2カ所で終了‥‥。
このシーズン、行った先はまた増えてきているので、他のネタも挟みつつ、このシリーズしばらく続きます!

(ロンドン特派員)

 

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