Tea Story 読めばきっと好きになる紅茶のお話

2014.12.14

紅茶の国から:クリスマスシーズンのリバティ

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去年も一昨年も、このクリスマスの時期、「Fortnum & Mason」店内をご紹介しましたが,今年は変わりまして「リバティ(Liberty)」です。
とっても素敵なのでお写真多めにいきたいと思います!

私は、7年以上ロンドンに住んでいて、未だにハロッズに足を踏み入れたことがない事を持ちネタにしているのですが(何の自慢にもならない…理由は単に機会がなかったと言うだけだし(笑))同じく百貨店でもこのリバティはとても好きでふらっと立ち寄る事があります。

場所は、ロンドンでイチニのショッピングストリート、リージェントストリートの真ん中辺りを東へ曲がって30mにあります。通りからは見えないのですが、角を曲がった途端、ロンドンセントラルでは珍しいチューダー様式の建物が目に飛び込んできます。

まず外面の、この黒い柱の模様が美しくて大好きなのです。

そして、このクリスマス時期はショーウィンドウが可愛い!

ごちゃっとしていながらも色合いが絶妙だったり、雰囲気に温かみがあったり…英国のカントリーサイドの素朴さも感じさせてくれます。 この時期、どのお店もウィンドウディスプレイは素敵ですが、このリバティも伝統ある専門チームがデザインしているそうで、中に入らなくても一見の価値がありますv(百貨店のショーウィンドウに関してはセルフリッジもとても有名です)

さて、入り口も小さいながらも重厚。

中央の入り口は、まずお花屋さんの中を抜けて中に入ります。
中は、2つの吹き抜けの回りにぐるりとお店が並ぶような形になっていて、全体は濃い茶色の木材で作られています。

エスカレーターは1つもなく、店内奥にエレベーターがあるのと、後は両端に螺旋階段があります。
この螺旋階段が美しい−!

1、2階は化粧品や衣料品、3、4階はその他雑貨です。

リバティの名前の入ったジャムやビスケットやティータオルなども多数置いてありました。
そして写真右下は、私的には見るだけでも価値ありのアスティエ・ドゥ・ヴィラット(フランスの磁器メーカーなのですが、ロンドンのショップで出会って以降、大ファン。大好きなのですが、余りのお値段に未だに1つも手に入れられないでいる)のコーナー。少し見えているシャンデリアもセラミックで出来てるんです~!ここの陶器類の、何とも幻惑的な白い色が素敵で、これだけ並んでいるところを眺めるだけでも幸せです!

…と、話をリバティに戻して(笑)
やはり、リバティといえば小花柄のテキスタイル。布地もたくさん売っています。

右下はボタンです。筒状の入れ物が何とも可愛いv

そしてこのシーズンの目玉は、やはりクリスマスショップ!毎年、これだけのオーナメントを売っていて一体どれだけ売れるのだろうかと疑問なのですが(笑)ディスプレイを見るだけで気分が味わえて大好きです!

リバティは、ハロッズ、セルフリッジと比べると百貨店としては小ぶりですが、少しヴィンテージな英国を感じるにはとても素敵で洒落た所ですので、是非、行ってみて下さい。

(ロンドン特派員)

 

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