Tea Story
読めばきっと好きになる紅茶のお話
なぜ新米スタッフが講師を担当するか
ロンドンティールームで月2回開講している紅茶教室。講師を務めているのは、まだまだ経験の浅い新米スタッフです。
ロンドンティールームのマスターが新米に教室を任せているのは、受講者の方との距離が近いためです。
当店のマスターは紅茶の世界に入ってから数十年。正真正銘紅茶のプロで、我々スタッフとは比べ物にならないほど、知識や技術も経験ももっています。
しかし、こういったベテランの言葉は時として、初心者の方にとっては分かりにくいものです。プロにとっては、当たり前のことや常識が通用するとは限りません。
だからこそ、初心者の方の目線に立ってアドバイスができる、新米スタッフの存在が大事だと、マスターは言います。
受講者の方と比較的近い位置にいて、紅茶については少し詳しい。そうした、ある種 先輩・後輩のような関係を築いていけるのではないかと考えています。
プロへは萎縮してしまって聞きにくい質問であっても、新米スタッフ相手であれば気軽に質問することができるでしょう。
何十年と経験を積んだプロではなく、あえて経験の浅い人間が対応することで、とっつきやすいカジュアルな雰囲気の中、初心者の方にとっても分かりやすい教室にすることができるのです。
我々スタッフとしても、頼りないと思われないよう、日々紅茶の勉強を続けております。皆様も我々とともに、奥の深い紅茶の世界へ飛び込んでみませんか?