Tea Story
読めばきっと好きになる紅茶のお話
世界三大銘茶のひとつキーマンティー。中国産の紅茶で、イギリスのホテルなどでは「China Tea」としてメニューの載っています。海外でもオリエンタルな風味、エキゾチックな香りと味を楽しめる紅茶として非常に人気があります。いかにも西洋の人のイメージする東洋な感じです。
キーマンティーは、ストレートで。
さてこのキーマンティーを試してみました。まずはそのままストレートで。。。あ、おいしい。というのが第一印象。でもなぜ世界三大銘茶と呼ばれるのかはわからず。感動はありませんでした。
そして次は砂糖を一匙入れて・・・飲んでみます。・・・・!!!!!!!なんだこれは美味しすぎる!!砂糖が入ったことで風味も味も数倍跳ね上がります。まろやかな風味がなんとも言えず極上です。紅茶界のブルゴーニュ酒と言われる所以がよく理解できました。渋みが少なく、まろやかなコク。非常に飲み易く味わい深いストレートティーです。
このキーマン、飲んでいくうちにカップの中に残り少なくなっていくのが悲しくなるほどストレートで飲んで美味しい紅茶です。他にお菓子がなくてもこれだけでティータイムを十分に満喫できますので、午後の休憩にぴったりじゃないでしょうか。なんだかブルジョワな気分も味わえます。
お茶だけでも美味しいですが…。
ちなみにお菓子がなくてもいいとか書いておきながら、ロータスのビスケットを一緒にいただいています。これ、美味しいのに紅茶の味を邪魔しない、今のところ自分の中では紅茶に合うお菓子ナンバーワンです。やっぱりお菓子があったほうが幸福感は増します。
(ロンドンティールーム オンラインマガジン編集部)