おいしい紅茶を淹れたあとの茶殻、なんとなくもったいないと思うのは私だけでしょうか?
「紅茶」には飲用以外にいろんな利用法の「知恵」があります。今回はいくつかの「知恵」をお話しします。
1)冷蔵庫の中の嫌なにおいを消す
冷蔵庫の中には、魚のパック、肉のパック、たまねぎなどなど色んなものがあり、一様な臭いではありません。
そこで、茶殻を適量乾燥させて、緑茶用の不織布の紙パックに詰め、2、3袋置きます。こまめに交換する必要があります。
靴箱にも有効です。お試しあれ!
++ 同じ方法で、新しい家具などに2・3袋入れておくとホルムアルデヒドの除去に効果あるとの報告もあります。
++ 生ゴミの上に茶殻を振りかけておくと嫌な臭いを防ぎます。
2)嫌な魚臭さも茶殻でとれる
魚をいじった手を茶殻でこすると、臭いが取れます。手に付いた灯油などの油くさい臭いも同じようにして臭いとりが出来ます。
3)紅茶は目の疲れにも効く
ティーバッグを2袋(使用済みでも良い)を、冷たい水に2-3分浸し、水気を切ってから、1袋ずつまぶたの上に8-10分置きます。そして裏返して更に8-10分置いてください。
このようにして目を休ませると、ティーバッグの湿布作用でめの疲れがとれ、気分さっぱりとなります。
4)紅茶染め
殆どの紅茶の本に掲載されています。Tシャツや、テーブルクロス、ハンカチなど小物が染めやすいでしょう。(染めるものが充分紅茶液に浸せる程度の大きさが良い)
作り方:
イ) 濃く、多目に淹れた紅茶を、金属製の鍋に漬け込んで、約30分ほど煮ます。(ヌワラエリヤ紅茶と、アッサムでは大分色が違うようです。試してください)
ロ) 大さじ1杯程の「焼きミョウバン」を溶かした熱湯に漬け込んでもう一度、中火で煮ます。(色を定着させる為です)
ハ) ブツブツとあわが出始めたら、火を止めて、自然放置して冷まします。
ニ) 水洗いして、形を整えて「陰干し」して出来上がりです。
以上、先人からの紅茶を使った知恵でした。消臭は特に便利ですね!
(ロンドンティールーム オンラインマガジン編集部)