後編では紅茶のティーバッグの製造工程をご紹介していきます。
また、本記事の最後に、この工程を経てできあがった新商品も紹介いたしますので、ご期待ください。
ティーバッグを袋詰め。
これまでの工程でブレンドされた紅茶茶葉は管を通って、階下のティーバッグをパックする機械に直結しています。
「コンスタンタ」というティーバッグ自動包装機で、ティーバッグ用のフィルターペーパーに茶葉を充填していきます。
ティーバッグの素材としては、紙製のものとコットン製のものがあります。
茶葉が充填されたフィルターペーパーは1つずつティーバッグの形に整えられ、糸を通していきます。
エンベロープという専用の紙に、ティーバッグを包装します。
1分間に150個も製造できるそうです。
こうして出来上がったティーバッグは、決まった個数ずつ高密度ポリエチレン袋に詰めることも可能で、カートン詰めなどを経て完成となります。
※この写真はロンドンティールームの神戸ブレックファーストティーです。
新商品「神戸ブレックファーストティー」のご紹介
さて、今回、工場見学をさせて頂いた神戸紅茶さん協力のもと、新商品が完成したのでご紹介します。
大変好評の「イングリッシュブレンド」に続く、イギリスのミルクティーを日本の軟水で再現した紅茶です!
それが、こちらの「神戸ブレックファースト」です。
特長としては、日本で一般的なティーバッグ紅茶よりもかなり多めの、4.0g入ったティーバッグです。これにより、ミルクに負けないしっかりとコクのある紅茶に仕上げています。
日本のティーバッグ紅茶では、4.0gのものは、この「神戸ブレックファースト」が唯一ではないでしょうか。
また、このティーバッグは、ティーポット専用のティーバッグとして適する素材で作られているのです。
そのため、ティーカップに入れてお湯を注ぐのではなく、ティーポットに入れてご使用くださいね。
イギリスで飲んだ美味しいミルクティーが忘れられない方に、ロンドンティールームが自信をもってオススメする紅茶です。
ぜひ一度お試しください!
写真提供(工場見学部分):神戸紅茶株式会社